2016年9月1日木曜日

『千年勇者』と『キングダムハーツx』、その幕を下ろす!



先日の8月いっぱいで、『スクエニブリッジ』から2タイトルのPCブラウザゲームがその幕を閉じました。 今回は、この話を・・・。









☝・・・サービスが終了したのは、『千年勇者』と、『キングダムハーツx』の2タイトルです。 運営のスクエニ社さんにおいては、なにも同じタイミングでサービス終了になんかしなくても、と思ってしまいますね。







(-_-)(-_-)(-_-)



突然ですが、ここで寸劇スタート♪










悪の運営A :グヘヘヘ・・・ 馬鹿なプレイヤーどもめぇ! ここで一気に2タイトルを終了させて、立ち直れないほどの精神ダメージを与えてやるぜぇ~!


悪の運営B :誤解を招くような発言は慎んでいただきたい!(キリッ) 一度に二つのタイトルを終了させるのは、じわりじわりと、真綿で首を絞めるような終わらせ方ではあまりにも可愛そうだから、あえてズバッと、大ナタを振るったのですよ・・・。


悪の運営C :そうデスそうデス! ワタシ達、と~っても親切! あくまでも、コレはオンライン上のサービス。 そもそも、ゲームを始める際の「利用規約」に、ユーザーは同意されたでショウ? ワタシ達は何も悪いことしていまセーン!


悪の運営D :ウヒョッ! 古いオンゲの一つや二つを終了させても、手を変え品を変え、また新たなオンゲをリリースすれば、懲りないプレイヤーたちがキャラや装備品を一から揃えるため、またたくさんガチャを引いてくれそうですねぇ~・・・、ウヒョヒョヒョ~!


悪の運営A :グヘ! あいつら暇な上に懲りねぇのなぁ! グヘヘヘへ~!


悪の運営・統括者 :うむ。 すべては目標達成のため。 我々の計画にずれが生じることはあってはならない。


悪の運営・現場責任者 :ご安心を。 手筈通りに事は進んでいます・・・。











☝・・・もちろん、こんな悪の運営なんかがあるワケありませんよ!w
(^ω^;)


イッツ ジョーク! You know?







(^ω^;)(^ω^;)(^ω^;)



すべての運営さんは、自信をもって面白い!と言えるようなゲームの企画・制作をし、リリースされたオンゲはユーザーに十分満足してもらって、そうして、できるだけ長く、収益を上げながら上手に運営しようと日々努力をされています。


でもプレイヤーからしてみれば、遊んでいるオンゲがふいに終了してしまうことはよくあることで、ともすれば、先の寸劇のような嫌がらせをされたような印象を受けてしまいます。 ・・・いったい、両者のこのすれ違いは何が原因なのでしょうか?








(・ω・)(・ω・)(・ω・)



いろいろ御託をならべて話を進めるよりも、核心を先に言ってしまうと、


先ほどのすれ違いは、①ユーザー、②現場サイドの開発・運営者、③会社の役員・経営者といった、この3者の願いとゆうか、思惑がそれぞれ異なり、それぞれの利益が異なることが原因だと、わたしは思います。


①ユーザーは、良質なゲームをできるだけ安価に、長く楽しみたい。

②現場サイドの開発・運営者は、クリエイターとして、面白いゲームを制作・運営したい。

③会社の経営者は、会社の戦略を決め、それに沿って利益確保をしたい。 今回のブログのテーマからすれば、事業(個別ゲームタイトル)の整理などの意思決定に関わる。


☝・・・ユーザーの利益を最大化すれば、それはすなわち、経営者の損失となります。 逆もまたしかり、です。 なお、3者の力関係で最も強いのは、ゲームの人気があるうちはユーザーが最も強く、人気が落ちたら経営者が最も強くなるのではないでしょうか。 現場サイドのクリエイターは常にその中間にいます。


このように、3者それぞれの目的や思惑が違う以上、すれ違いが起きてもそれは仕方のないことでしょう。







とはいっても、




















☝・・・スクエニ社のサイトより。


『最高の「物語」を提供することで、世界中の人々の幸福に貢献する。』・・・と、会社スローガンで明確に、その理念を高々と掲げていらっしゃいます。


ですが、ユーザーからすれば、愛のない打ち切りを次々と見せつけられて、そのうえで先ほどのスローガンを見れば、「ウソこくでねぇ!(吉幾三さん風)」と、ツッコミの一つや二つ、ついつい言ってしまっても、それは当然のことでしょう!







(・ω・)(・ω・)(・ω・)



と、ついついボロクソに言ってしまったので、最後に少しフォローを入れておきますか。 (^ω^;)







オンゲは楽しい娯楽ーーー。これはもう、間違いのないことだと思います。 でも、その運営や演出について、いくつかの問題点があることは明らかです。


今回俎上に上げたのは、オンゲのサービス終了に際して、ユーザーが感じる、悪い感情についてです。 要するに、「頑張って、時間とお金を費やしてキャラ強化などをしていたのに、運営の一方的な都合で終了にするなんてヒドイ! ( ;∀;) 」 とゆう気持ちです。


パッケージゲームにしても、序盤中盤は楽しくても、後半とエンディングが最低だったら、そのタイトルの印象は最低なものになってしまうでしょう。 そのうえ、「もうこの会社のゲームは遊ばない」 などとゆう評価をユーザーがしたのなら、制作した運営さんの名誉も傷つくし、顧客を失うとゆう点で経営上のマイナスとなります。 ・・・こういったことは、努めて避けるべきです。


ともかく、オンゲの運営に関わる人については、ユーザーの感情をむやみに傷つけず、笑顔でゲームのエンディングを迎えられるよう、そんなゲームづくりをしてもらいたいと願っています。



(つづく)


記載されている会社名・製品名・システム名などは、
各社の商標、または登録商標です。

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