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前回のつづきです。
☝・・・前回触れた、『戦国イクサ』の人気ネタキャラ・平手殿。
それに関連して思い出すのは、歴史もの全般のネタキャラです。 ってことで、今回はこれをテーマに話を進めていこうじゃないか。
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そう、歴史もののゲームといえば、コーエーテクモ社のゲーム・『信長の野望』シリーズがその代表格となっていますよね。 そして、コーエーゲームのなかで最もいじられるキャラといえば・・・
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☝・・・二階堂盛義さんでしょう! w
ご覧になればわかるように、二階堂さんはその変顔により、主にコーエーファンを中心に知られているネタキャラなのです。
二階堂さん自身は陸奥の小領主であるとゆうことで、これといって面白いエピソードもないことから、全国的な知名度はまずないといっていいマイナー武将です。 ですが、どうゆう訳かコーエー社はこの武将のグラフィクをネタの方向へ弄っており、いったい何があったのでしょうかぁ・・・。 @@;
余談ですが、わたしは「二階堂」の苗字をもった方と知り合いになったことがあります。 そしてその際、「ご先祖はもしかして、戦国領主の二階堂さんですか?」と突っ込んで聞いたら、「知っているのですか!?」と嬉しそうに答えていらっしゃいました。 ・・・もちろん、その時の会話であの変顔のグラフィックが頭をよぎりましたが、「あなたのご先祖がコーエー社によって弄られていますよ」 なんてことは、とても言えませんでしたw
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☝・・・歴代シリーズではこんな感じの顔グラで、特別ネタキャラといった雰囲気は醸し出していなかった二階堂さんですが、
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☝・・・『信長の野望・蒼天録』で突然、乱心したかのように顔芸をするのですからw
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つづいて、
☝・・・つづいて、ここでは「所属」に注目してください。 「W」とゆうマークがありますよね? これは家紋を表しているのですが、二階堂さん、まさかのワロス家紋だなんて・・・。 まったく出木杉です!@@
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☝・・・ちなみに、興味が湧いて調べてみたところ、「W」の紋は「村濃(むらご)紋」とゆうカテゴリーに入るらしく、そのなかでも山の形をしていることから「山形村濃(やまがたむらご)」と呼ばれる、由緒正しい紋のようだ。 ・・・ってことで、ワロス家紋などとは決して言ってはいけない。 サーセンした! m(__)m
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☝・・・最近の『信長の野望』シリーズでは、マイナー武将に限って、その顔グラフィックの継続・持ち越しが通例となっていたのですが、変顔の二階堂さんは反響が大きかったためか、そのグラフィックは一度使用されただけですぐに変更となってしまったのでした。 現在の『信長の野望』では普通なお顔をされています。
・・・〝躁”状態から平穏な状態になった、とゆうネタ的な見方もできなくありませんねw
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また、そのマイナーさゆえか、二階堂盛義さんは『二本松義継』さんとよく混同されている模様だ。 須賀川と二本松とゆう、距離が近い領主同士であることと、「二」で始まる苗字と、「義」のつく名前ってことで、混同されてしまうのも無理はないかな。
☝・・「俺は二階堂だぁ~! 二本松は、伊達政宗のオヤジを拉致った方だからぁ~!」
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二階堂さんでだいぶ時間を取られてしまいましたぁ・・・。 ^^;
つづいての戦国のネタキャラは、
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☝・・・常陸の国の小領主・小田氏治さんです!
変顔もネタも、なにもないじゃない・・・? と思う方もいるかもしれませんが、この人物は、生き様そのものがネタとして扱われているとゆう、そんな殿様なのです。
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どうゆうことか、とゆうことを『戦国イクサ』で説明するならば、
天3枚
序1枚 (´・ω・`)
・・・とゆう感じの、ハードモードな生き方をされた殿様だった訳です。 そして、小田氏治さんはネタキャラにありがちな、戦意は人一倍あるものの、大将としてはあまりにも残念な采配で常に負け続き。 これでもか!とゆうくらいに負ける。
小田さんとは、負け続けることでかえって注目を集め、人気化したとゆう競走馬のハルウララとある種似たものがあるのかもしれないね。
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☝・・・そんな小田さんは、戦国の巨頭相手に負け続けたのに、「致命傷からの仙豆復活か!?」と思うような謎の復活を何度も遂げ、ついたあだ名が常陸の不死鳥。 転じて、フェニックス小田さん。 と、ゆうことをNHKの歴史番組でも取り上げられたことがあった模様だ。
まぁ、小田さんの勢力は、結局は秀吉の関東征伐のゴタゴタで滅亡してしまうんですけどね。 でも、それまでしぶとく家名を保ったとゆうことは賞賛に値するでしょう。
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☝・・・そんな小田氏治さんのネタキャラ属性を昨今流行のオンゲ界が手をこまねいて見ているわけがありません。 『戦国姫譚muramasa』とゆうオンゲでは小田氏治さん、「何をやらせてもダメな子」とゆう、実に美味しいキャラとして、その立ち位置を確立している模様だ。
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☝・・・何をやらせてもダメな子・・・。
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からの、
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☝・・・瀕死からの、奇跡のフェニックス! ・・・とゆうことで、なんともいじらしい演出だねw
ん、でもこれってネタじゃなくて萌えの一種では・・・? (`・ω・´;)
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つづいて、戦国のネタキャラとして著名なものを次々と上げていくよ。
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☝・・・京公家の流れを汲む、土佐中村の領主・一条兼定さん。 一人称が麻呂の麿キャラであり、また、『信長の野望』や他所の歴史ゲームでも最低クラスの能力値でその名を轟かす。
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☝・・・22の時に12歳のおまつさんと結婚し、その幼な妻とのアレやコレといったエピソードがネタにされ、ロリコン又左と呼ばれる前田利家さん。 NHK大河ドラマなどでそのエピソードが完全にスルーされ続けていることは言うまでもない。
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☝・・・鮭好きでシスコンネタを弄られる、山形の鮭様こと、最上義光さん。 ちなみにシスコンのシスターとは、伊達家に嫁いだ妹の義姫さんのことで、伊達政宗さんを生み、激しい気性で知られる。
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☝・・・お家は潰したが、その血筋の良さと蹴鞠の技で天寿をまっとうした今川氏真さんはおぼっちゃん的な属性を。
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☝・・・暗殺や讒言といった、いわゆる陰謀に長けた宇喜多直家さんと松永久秀さん。 彼らはダークサイドなキャラとしてその出番に事欠かない。
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☝・・・戦国武将と「衆道」。 あまり詳しく突っ込んでもげんなりするからスルーするけど、当時はガチだったみたいだ。 なお、秀吉さんと家康さんにその気は無かったと言われているよ。 (だからといって、迫られたら以下略)
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そして最後が、「戦国DQN四天王」と呼ばれる、この人たち。
☝・・・以上が歴史ファン(注:ゲームファンとは少し層が異なります)の間で、「戦国DQN四天王」と呼ばれる、伊達政宗、細川忠興、森長可、島津忠恒(家久)さん。 『戦国大戦』のカードのキャラ台詞にも、そのDQNさが反映されているように見えますね。
真面目な話をすれば、現在DQN認定されているものの、彼らはまぎれもなく戦国の世における成功者の部類であり、当時の世相を背景に、際どいながらもギリ許さる範囲でDQN行動を取ったのであるから、DQNと呼ぶのは間違っているかもしれない。 (ただし、森さんだけは除くw)
・・・とはいっても、現在の価値観からして、彼らは人としてアレだったと言わざるを得ないでしょうね。
(^ω^;)
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と!ゆうことで、まだまだ弄り甲斐のあるキャラが他にもちらほら居るのだけれど、長くなってきたので今回はこのあたりでお開き。
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多くの武将たちが綺羅星のごとく登場する、戦国時代とその物語。 天空に輝くのはなにも英雄の星だけではなく、ネタで輝く星があってもいいじゃないか。
そんな感想を胸に、ネタ武将たちを讃えてあげたいね。
(つづく)
関連する次回はこちらになります。
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『信長の野望』シリーズ
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『戦国イクサ』
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『戦国姫譚muramasa~雅~』
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『戦国大戦』
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