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関連する前回
http://exp0stargalaxy.blogspot.com/2018/08/ixa_24.html
新たなる舞台「天廻争乱」に突入し、各種チケのイッキ引きをする!(2)
(・ω・)(・ω・)(・ω・)
いやいやー! 『ixa』はシーズン最終盤ですねえ@@
(注:現在は刷新が行われた後ですね。 ちょい前から書き始めていた文章なのです・・・)
タイトルに記してあるのでお分かりだと思いますが、「戦くじ」から「煕子」さんを引き当てることができました!
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☝・・・ Σ@@ おお! ついにわが軍にも、煕子さんご参戦ー!
旧シーズン中、わたしの「戦くじ」のくじ運は悪く、いつも暗い気分に落ち込んでいましたが・・・、w、ここで煕子さんを引くことができて素直にうれしいデス!
(*´ω`)
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☆『戦国ixa』より、煕子
☝・・・「わたしの名前は〝ひろこ”ですよ。 ・・・てることか、あやことか別の名前で呼ばないで下さいね」
このキャラ絵を担当されたのは、絵師の小森ニコさんです。 この絵師さんの書かれるキャラ絵は線が細やかで繊細なところが特徴だ。
余談ですが、個人的に小森さんの書かれたカード絵では、わたしは 「御母の神意・於大の方さん」 「弓砲鱗撃・片倉重長さん(特)」 「今川仮名目録・今川氏親さん」 などのキャラ絵が特に好きだ。
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☝・・・改めて煕子さんの固有スキル・「白夜ノ才姫」のスキル内容を確認してみましょう。 それを見ると、レベル10で発動確率35%、アップ率57%と、(一般人の感覚としては)強いスキルです。 しかも、特殊効果によって、「加勢先」でも兵の編成が可能なんですから・・・!
この特殊効果は、プレイヤーがインしているかぎり、事実上HPが切れるまで部隊の兵を最大にしつづけることができることが可能で、盟主城といった重要な加勢先で守っているときに活躍します。
この効果は敵方からすればやっかいなもので、わたしのような中小の同盟に所属しているプレイヤーからすれば、天敵とも言えるカードなのデス!
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☝・・・煕子さんカードを素材にした場合のスキルテーブルがこちら。 それらを一読すると、「弓器」に関わる防スキルが主な狙いとなるみたいですね。 特に、C、S1、S2は高級なスキルといえるもので、C候補の「万端の用人」が一押しのスキルになるのかな。
まぁ、一般人的に、そのチャンスはそうそう無いと思いますが・・・w orz
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(・ω・)(・ω・)(・ω・)
ここからは【日本史】の話題に移ります。
明智光秀の妻・煕子は確かな記録が少なく、それゆえに謎が多い女性だといわれていますが、いくつかのエピソードが知られています。
☆『戦国ixa』より、煕子
☝・・・その一つが、「たいへんな美人さんとして成長していたが、嫁入り前に天然痘にかかってしまい、治ったものの、あばたが残って醜くなってしまった」というものだ。
それに対して、婚約者の明智光秀は・・・って、これは有名なお話なので、このブログでは省略しますかー。 要するに、明智光秀のイケメンエピソードだ。 w
この「天然痘にかかってしまった」というエピソードが有名なためか、こんにちの戦国時代をテーマにしたオンゲ各種では、煕子さんのキャラ絵は髪で顔を隠しているように描かれたものが多いようですね。
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☆『戦魂~SENTAMA~』より、妻木煕子
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☆『戦国武将姫Muramasa』シリーズより、妻木煕子
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☆『戦国大戦』シリーズより、妻木煕子
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なお、「天然痘」はこんにちではほぼ根絶されて、その恐ろしさがほとんど忘れられている伝染病ですが、近代までは感染力が強く、また死亡率も高いということで非常に恐れられていた病気だった。
☆『千万の覇者』より、姫化した伊達政宗
☝・・・かの有名な伊達政宗が隻眼になったのも、天然痘によるもの、といった説が今日では主流となっている。 症状が顔にあらわれ、そしてウイルスが目に入ってしまうと、目は失明してしまうのだ。
そしてこの天然痘のやっかいなところは、たとえ運よく病気が治癒したとしても、醜いあばたといった跡が残ってしまうことだ。 テレビをつけると、あばたの目立つ某お笑い芸人を見ることがありますが、この病気によるあばたはそんなものの比ではない。
「蓮コラ」とか言われるものが今日でも嫌われているように、天然痘の痕跡は見る人の心をざわつかせ、人によっては非常な嫌悪感を抱かせる。 現代では「見た目で人を差別してはいけません」ということが社会のルールになっていますが、当時は本当に忌み嫌われていたのだ。
このことを、旧時代の無知であると現代を生きる私たちがあざ笑うことはできないだろう。 天然痘のあばたに嫌悪感を抱くのは、生物の生存本能に起因したものであって、その反応自体は否定できないからだ。
伊達政宗が「戦国のDQN」と言われるほどにある種屈折したのも、多感な少年時代に天然痘に罹り、母から嫌われてしまったという要因が大きいと思う。
・・・話は煕子に戻りますが、こういった天然痘という病気と、それにまつわる社会の事情を知るほどに、明智光秀と煕子のエピソードがいかに美しく、そして気高いものだということが充分に解ります。
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また、煕子のエピソードとして、「明智光秀が流浪していた時代に、煕子は自分の髪の毛を売り、夫のために役立てた」というものも有名だ。
☆『戦国ixa』より、煕子
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☆『戦国大戦』シリーズより、妻木煕子
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☆『のぶにゃがの野望』より、煕子ニャン
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☆『戦国武将姫muramasa』シリーズより、妻木煕子
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明智光秀とその妻・煕子のエピソードは江戸時代になってから有名になったようで、かの松尾芭蕉も煕子を題材に一句詠んでいる。
「月さびや 明智が妻の 噺せむ」~芭蕉~
・・・「煕子が夫・光秀のために髪を売った」というエピソードは江戸時代になってから有名になったらしいので、これは儒教的な価値観が日本の一般大衆に浸透していくなかで、夫に献身的に仕える妻は素晴らしい! といった価値観が煕子にかぶせられ、美談として広まったのかもしれない。
とはいえ、火のない所に煙は立たぬ、というように、二人が仲睦まじい夫婦関係であっただろうことは否定できませんね・・・!
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ところで、煕子さんカードといえば、『戦国ixa』では旧カードのそれがありますよね。
☝・・・「レアリティ・特」の煕子さん。
このカードのスキルが「加茂の閨閥」という名前になっていることは、ixa民であるならばご存知のことでしょう。 ここに、わたしはかねてから疑問を持っていたのです。
なぜならば、明智光秀の妻である煕子は、一般的には「妻木煕子」という名前で知られているように、彼女は美濃の土豪・妻木氏の出身であって、「加茂の閨閥」・・・加茂氏の血統であり、閨閥(婚姻関係を利用してつくられる、上流階級のネットワーク)があるとは思えなかったからです。
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そんなかねてからの疑問があったところ、わたしは煕子が妻木氏出身ではない、とする書籍資料を見つけました。
そこでは、煕子の出自は
父・木勘解由左衛門範煕(こかげ・ゆざえもん・のりひろ)
(ブログ主・注:一般的には、勘解由左衛門範煕(かげゆ・さえもん・のりひろ)として知られているようです)
母・服部左京亮保忠(はっとり・さきょうのすけ・やすただ)の女(むすめ)
・・・このようになっていました。 さらに細かく記すと、「木勘解由左衛門範煕は勘解由小路家であり、藤原北家の直流で・・・うんうぬん・・・公家出氏族である。」 とあります。
出典:『八上城主 波多野氏』中嶋栄二著、京都新聞出版センター
・・・しかし、ここでも煕子が「加茂の閨閥」であることは書いてありませんねぇ。 これによれば、閨閥はあったとしても、勘解由小路家(藤原氏)ですから・・・。 ここから分かるのは、京都では「明智光秀の妻といえば公家出身の娘である」といった伝承がある、ということだけですね。
運営さんはデタラメに「加茂の閨閥」というスキル名を設定してはいないと思いますが、どうやら珍説といった類をスキル名にしたのかもしれません・・・。
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☝・・・調べてみるほどに、煕子という女性は謎に包まれていますね。 その人物を確定させる出自については、地縁を考えると美濃の妻木氏に軍配が上がり、また、夫・光秀の京都方面での活躍を考えると、公家から正室を迎えていたとしてもなんら不自然ではありません。
そもそも、明智光秀という人物自体がその出自が不明であり(光秀は京生まれ・京育ちであるという説もある)、また前半生の確かな記録が無いということもあって、ゆえにその妻である煕子も同様に多くの謎に包まれている・・・といったところかな。
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戦国最大のミステリーと言われる、「本能寺の変」の実行者である明智光秀の妻・煕子さん。 美談の数々を残した謎多き女性ということで、これからも戦国時代ファンを惑わせてもらいたいものデスね・・・!
(`・ω・´)
(つづく)
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