2017年4月28日金曜日

戦国ixa(63鯖):キャラ絵小話! 上杉景勝さん編



ixaコラム:経験0からのIXA!




http://exp0stargalaxy.blogspot.jp/2017/04/ixa.html
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刷新・統合の日時が発表され、それに向けて多くの人が準備を始めている、63鯖。


わたしも、63鯖を本格的に遊ぼうと決めたときから、メイン鯖とは別にサブアカウントを立ち上げて細々とした活動を開始、未入手のカードゲットなどに取り組んでいます。









☝・・・「義龍双乱撃」の上杉景勝さんも、そんな取り組みの結果入手した1枚です。


100%発動の攻撃付き速度スキルって、「義龍双乱撃」をはじめ、「思慕超俗」、「神嵐襲来」、「降魔の残兵」、「赤童百鬼」、などと、比較的新しいレアリティ・極にて、けっこうラインナップが揃っていますよね~。 わたしもゆくゆくは揃えていきたいものです!







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


さて、突然ですが、




☝・・・「義龍双乱撃」の上杉景勝さんを見て思い出すのが、「軍神強襲」の旧・上杉景勝さん。


今となってはポンコツとなってしまった感は否めませんが、わたしが数年前に初めて『ixa』を遊んだとき、そこの鯖でとてもお世話になった、思い出の一枚なのです。









☝・・・『千万の覇者』より。 う~ん、改めて大きな画像でこちらの景勝さんを見てみると、実にダンディーで迫力がある1枚ですね!


キャラ絵を描かれたのは「日暮央」さんとゆう方で、女性の絵師さんのようだ。 日暮央さんの描かれる景勝さんは、わたしの持つ景勝さんのイメージにかなり近く、ゆえに、レアリティ・天の景勝さんよりもキャラ絵的に気に入っている一枚なのです。










☝・・・さてさて、そんな「軍神強襲」の景勝さんのキャラ絵ですが、このカード絵でひと際目立つのが、肩に乗っている小動物です。


・・・猿?


そう、猿なんです。 伝承によれば、景勝さんは猿をペットとして飼っており、とても愛玩していたようだ。 その猿はたいへん賢かったようで、主人である景勝の考えていることをよく理解したという。


ふとした時、その猿が景勝の脱いだ冠をかぶり、また景勝がよく座る場所に上がって腕組みをし、ウンウンと頷いてみせるなど、あたかも景勝がふだんしているようなしぐさをモノマネしてみせたものだから、家臣一同は大笑い。


普段は終始しかめっ面の景勝も、この時ばかりはそれを見て、思わずニヤリとしたそうだ。 ・・・これが、「景勝さんが生涯、ただ一度だけ笑ったときのエピソード」なのです。







(参考)








「生涯で笑ったことは、ただ一度」とは、いかにも極端な、誇張された話のように思えてしまいますが、「普段は笑わないお殿様が、あの時、たった一度だけ笑った!」 と、後日、喜々としてその思い出話に花を咲かせる家臣たちの様子が思い浮かびますね。


「封建主義の完成形とは、少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ」 (BY シグルイ)


という、かの有名な一文は、やはり概ね正しいと、改めて感じてしまったり・・・w (終始しかめっ面をしているとゆうことは、絶えず周囲にプレッシャーをかけることであり、そういった意味で景勝さんはサディストだと思われますから!)







なお、なぜ景勝さんほどの武士が猿といったようなペットを飼い、このように愛玩していたのかというと次のような理由が考えられる。




☝・・・サフーのサイト・『コトバンク』の「猿回し」より。 「猿を舞わせ、厩馬の安全を祈祷した」と、ここには猿回しに込められた本来の意味が記載されている。 別の資料によれば、「厩舎の一角に猿を住まわせていた」こともごく普通にあったみたいで、「猿が馬の守護者である」といった民間信仰が当時はあったみたいですね。


こういったことは現代人の目から見ればいささか奇異に映ってしまうけれども、大安や仏滅といった吉日にまつわることは現代でも割と重視されているし、「猿と馬」についてもわりとまじめに信仰されていたのでしょう。


思えば、現代文明が発展・普及する以前は、馬は人々にとって重要な存在でしたよね。 農民であるなら農耕馬、商人であるなら駄馬(荷駄馬)、武士であるなら軍馬と、馬は人に代わって労役を分担してくれる大切なパートナーだった。


このように、景勝さんは単なる猿好きで猿を飼っていたのではなく、その背景には人と馬にまつわる文化的理由があったのだ。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


ではでは、ここからは上杉景勝さんのキャラ絵を見て行きましょう。

まずは、われらが『ixa』から!






























































☝・・・天・景勝さん、次第に若く中性的な感じになってきているのは気のせいでしょうか? @@;


3枚目の「昆天雪崩戟」の景勝さんが手にしているものも気になります。 新体操のこん棒じゃないだろうしねぇ・・・w


ixaのレアリティ・天のイラストを担当する直良さん、ちょっとアレンジが過ぎるようです。 (個人の感想です |ω・´)







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


つづいて、『ixa』以外での〝正統派”のキャラ絵を見てみましょう。


☆『信長の野望』シリーズより


☝・・・かつてのNHK大河ドラマ・『天地人』で景勝役を務めた俳優・北村一輝さんに似ていますねっ。 コーエー社が影響されるくらい、はまり役だったと言えるでしょう。 (・ω|







☆『戦魂~SENTAMA~』


☝・・・こちらのキャラ絵も威厳ある雰囲気で、景勝さんのイメージを忠実に反映していると思います。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


つづいて、いかつい系~。


☆マンガ『花の慶次』より


☝・・・わたしが、『信長の野望』シリーズ以外で景勝さんを目にしたのは、このマンガが初めてだったかな。


人体の構造(顔の表情筋)としてありそうにない、おでこのはるか上まで眉間のしわが刻まれていますね@@;  まぁ、景勝さんはそれくらいしかめっ面だったんだよ、とゆう伝承がこのように表現されている。







☆『戦国無双』シリーズ







☆『戦国大戦』シリーズ


☝・・・汗の臭いが漂ってきますねぇ@@; いかつい・・・いかついですぞ~!







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


今度は「不思議系」。


☆『戦国大戦』シリーズ


☝・・・わりと著名な絵師・風間雷太さんによるキャラ絵。 風間さんの描かれるキャラは謎の装飾が施されることがままあり、「紅白歌合戦限定の衣装」といった感じで、そこが一つの見どころとなっている。 ここの衣装がアゲハ蝶のように見えるのは、おそらく目の錯覚だろう。 w







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


つづいては、景勝さんの若かりし日の、格好いい系。


☆『戦国フロンティア』







☆『戦乱のサムライキングダム』




☝・・・なぜか激昂! (`・ω|







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


お次は、お姉さま方が好きそうなキャラ絵っ。


☆『戦国武将タロット』







☆戦ブラ(戦刻ナイトブラッド)



☝・・・「影を抱えし」ってゆうのがミソね^^ 我々男性陣だけに限らず、お姉さま方も「けもの耳」に萌えるのだろうか・・・。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


つづいては、〝姫化”された景勝さん! ・・・まずは、猿をネタにしたキャラ絵から!


☆『戦国フロンティア』






☆『戦国武将姫 MURAMASA』







☆『戦極姫オンライン』/『戦国やらいでか』


☝・・・猿のエピソードはキャッチーなためか、いくつかのキャラ絵で採用されていた。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


お次は、「刀剣マニア景勝さん」。


☆『戦国サーガ』


☝・・・左側はちょっと大げさなキャラ絵ではあるけれども、景勝さんは刀剣、それも一流クラスの名刀コレクターだった。


もっとも、コレクションをしていたのは先代・謙信公も同じであり、景勝さんのコレクション上位は先代から相続したものが多かったようだ。 その中には、「川中島の戦い」で上杉謙信が武田信玄に斬りかかったときの一振り、「国吉」の刀も入っており、単に名刀とゆうことだけでなく、上杉家にとってメモリアル的なものや、いわくつきといったものもそこには含まれている。


上杉藩が刀剣の目録を作成した時、最も重要な部分である「秘蔵」のコーナーを景勝さん自ら直筆で担当するほど、彼のコレクション魂は熱いものがあった。 もっとも、秘蔵品とゆうことで、家臣はそれを見ることもできなかったゆえの自筆だったのかもしれない。 w


また、景勝さんの刀剣エピソードとしては、上杉家が家康へ叩きつけた挑戦状・「直江状」の文中にも確認できる。 ・・・ 「武具・刀剣を集めて楽しむのは当主・景勝をはじめとした、上杉家の士風です! …今どきの上方武士は、茶器の方がお好きなようですがw」(意訳) ・・・ といった具合に、上杉家の刀剣熱を、「直江状」をしたためた直江兼続さんはネタとして引き合いに出している。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


つづいて、ここからは一般的な姫化された景勝さんを。


☆『戦国姫譚 MURAMASA』


☝・・・もはや、水着でいいじゃない~。 髪飾りに唯一、景勝さんっぽさを感じマスw







☆『もののふ~百合合戦』/『戦国プロヴィデンス』







☆『戦国サーガ』


☝・・・絵師・碧風羽さんの描かれるキャラ絵は安定してキレイですね~。
(`・ω・´)


・・・キャラ絵については、これくらいでお腹がいっぱいになったかな。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


最後に、景勝さんのキャラ絵をたくさん見てきて印象的だったのが、こちらの兜でしたね。









☝・・・名将は死んで名を残し、身に着けていた甲冑もまた、彼の象徴として大切にされ、代々引き継がれる。 こちらの画像は五月人形のレプリカものですが、「向かい瑞鳥に日輪」の前立てが光り輝いています!










☝・・・「向かい鳥」といって思い出すが、上杉家の家紋、「向かい雀」。 兜の前立てに雀を用いず、そこに瑞鳥(鳳凰)を用いたのは、「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」の故事にかけたのかもしれない。 あるいは「雀、クラスチェンジして瑞鳥!」といったような意気込みも感じられる。


景勝さんもそうですが、戦国武将は回顧録を残さなかった/残っていない者がほとんどで、ゆえに、その人の理念だとか哲学といった心中を直接知ることはできない。 けれど、彼の兜を見ることで、その理念の一端を見た気がする。


戦国武将の甲冑はすべてオーダーメイドであり、なかには贈答されたものもあるようだけれど、そこには身に着ける人物の想いが込められているようで、そういったあたりがとても興味深いですねっ!
(`・ω・´)







(・ω・)(・ω・)(・ω・)





☝・・・と! ゆうことで今回はこのあたりでお開き。


「軍神強襲」の景勝さんは個人的に好きなカード絵なので、ぜひステータス・スキルなどを改変してリニューアルしてほしいなぁ!
(`・ω・´)


(つづく)


注:この文章はブログ主個人の見解です。






『戦国ixa』
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