関連する前回
http://exp0stargalaxy.blogspot.jp/2017/03/ixa_20.html
そろそろワールドがいつ統合してもおかしくない頃合いの、63鯖。
そこでの合戦スケジュールは、少し変則的なパターンになっているのでしょうか? わたしの所属する勢力は、防衛戦が4連続で続いたかと思えば、近日対戦したばかりの勢力との再対戦があるなど、不規則でしっくりと心の落ち着かない合戦が続いています。
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☝・・・さて、こちらの画像は、先日行われた合戦における、わたしの所属する同盟の出城群。 100名弱の同盟員がいるにもかかわらず、指定された砦に出城を作ってくれる仲間は16名と、ウチの同盟はやっぱりアクティブさが足りませんねぇ・・・@@;
この出城群が、
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☝・・・お昼頃までには総なめw orz
平日なのに、敵さんアクティブ過ぎぃ~。 まぁ、相手は大人数の筆頭同盟でしたからね、やられてしまうのは仕方がありません。 とはいっても、10時台に8合流とか10合流を普通に放ってきていましたので、その気合の入れように圧倒されました。 @@;
高額課金のソロプレイヤーの攻撃も脅威ですが、こういった大人数による、統率のとれた合流攻撃もまた脅威ですよね。 わたしは味方に加勢専用部隊を送っていましたが、ひとつ程度の加勢では、まるで歯が立ちませんでしたぁ・・・。
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ところで、
☝・・・こちらがわたしの加勢専用部隊。
しばらく前に、「八坂刀売神」の甲斐姫さんを取引所で落札して仲間に加えてから、わたしの加勢専用部隊はとりあえず完成となりました。
加勢専用部隊はデッキコストの心配をしなくていいですからね、3.5コストといった高コストの武将を並べるのがわたしのかねてからの希望だったのです。 とはいえ、玉鶴姫さんの「悲恋の懐剣」のスキル効果の大きさを無視することはできず、第一期的には、これにて加勢専用部隊は完成、とゆうことなのです。
来期の「巨星烙災」では、加勢専用部隊が2部隊編成できるようになるかわりに、仲間への加勢は一度に2部隊までと制限されるなど、けっこうなルール変更となるみたいですね。 来期での戦い方が気になります。
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☝・・・甲斐姫さんの初期ステータスと、スキル「八坂刀売神」の内容。 甲斐姫さんは指揮兵数が3390と、かなりの兵力を持った良カードです。 しかも、兵科適性にマイナスのものがなく、固有スキルの「八坂~」はスキルレベル10で発動50%、効果が全防20%と万能性まで持っていて、おまけに兵士被害数減少効果までついてくるなどと、その他一般の防御カードと比べれば、かなりスペシャルなカードだといえますよね。
(^ω^)
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とはいえ、ひとつだけ弱点とゆうか、不満な点があるとすれば、
☝・・・ゲームの公式によれば、
☝・・・甲斐姫さんのスキル・「八坂刀売神」は「重複不可スキル」とゆうことで、一度の戦闘でスキルが二つ以上発動することはない模様だ。 と、ゆうことは、同じ戦闘において誰かが「八坂~」を発動したら、自分にその防御効果は適応されないとゆうことになります。
まぁ、こうでもしないと攻防のバランスが悪くなると運営さんが判断してこのような重複不可となったのでしょう。 この点を理解して甲斐姫さんを使っていくしかありませんね。
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ところで、最近まで気付かなかったのですが、
☝・・・「浪切」の甲斐姫さんも「八坂~」の甲斐姫さんと同一人物だったのですね!?
Σ(`・ω・´)
「浪切」の甲斐姫さんを持っていない自分にとっては捕らぬ狸の皮算用とゆうか、杞憂かもしれませんが、加勢専用部隊に「八坂~」の甲斐姫さんを入れて固定メンバーにしてしまうと、色々と不都合なことになってしまいそうです。
まぁ、その時はその時で、加勢専用部隊から「八坂~」の甲斐姫さんを外して自分の防衛隊に編成し直せばいいだけの話かな。
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☝・・・気になったので、甲斐姫さんのことについてさらっと調べてみました。
「甲斐の姫」なんだから、武田家なんでしょ! とわたしは勝手に思っていたのですが、甲斐姫さんは武蔵の国は忍(おし)城、成田家のお姫様だったのですね。
甲斐姫さんが有名になったのは、石田三成が大将となって行った「忍城の水攻め」で、彼女が懸命に戦ったとゆうエピソードがあるためだ。 そのとき彼女は19歳であり、未婚だったという。
「忍城の水攻め」は映画『のぼうの城』のメインテーマとなっているので、そこから甲斐姫のことを知っている人も多いかもしれない。 ・・・わたしはその映画をテレビ放送で見たことはありましたが、そこでは野村萬斎さん演じる「のぼう様」が主人公だったし、そのうえ「ながら視聴」でチラ見していた程度だったので、そこでの甲斐姫はあまり印象には残りませんでした。 ちなみに、その映画では女優の榮倉奈々さんが甲斐姫を演じられたとのことです。
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さて、ここからは固有スキル名の由来についての話題に移りましょう。
☝・・・「浪切」の甲斐姫さん。 絵師はミヤジマハルさんと、この方も『戦国ixa』における主要な絵師さんの一人ですね。
「浪切」は、甲斐姫のお家・成田家に伝わる名刀の銘であり、「忍城の水攻め」の合戦で彼女がその名刀を手に取り戦ったことにちなむようだ。 とはいえ、実際には甲斐姫は弓や薙刀を使って戦っていたようですが・・・。 日本刀は刃こぼれがしやすいので、そうそう家宝ともいうべき名刀は使っていられなかったのでしょうね。
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☝・・・もう一方の、「八坂刀売神(読み方:やさかとめのかみ」の甲斐姫さん。
絵師は「碧風羽」さんと、この方もここ『戦国ixa』をはじめ、たくさんのオンゲにキャラ絵を提供されている有名な絵師さんです。
残念なことに、こちらのスキル名・「八坂刀売神」についての由来は、ネット上で既出の、甲斐姫についてのサイトでは触れられておらず、よく分かりませんでした。
固有スキル名は、その人物を代表・象徴するエピソードから採用されることが多く、そのため何らかの元ネタが存在するはずです。 そう思って「八坂~」をウィキペディアで検索してみると、「八坂刀売神(やさかとめのかみ)とは神道の女神で、各地の諏訪神社に祭られている」とあります。
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疑問はいったん置いといて、ここでは甲斐姫さんの居た忍城を、現代の航空写真・グーグルマップで見てみましょう。
☝・・・忍城跡のある行田市です。 画像の中央に「行田市役所」があり、その左側にこんもりとした緑地があるのが分かるでしょうか。 そこが、本丸跡にあたる「行田市郷土博物館」と、その公園です。
こうした現代の写真でも、忍城を中心とした街並みや、町を取り囲むような川(あるいは用水路)の流れに、古くは戦国時代の忍城の痕跡がうかがえるようで、とても興味深いですね。 『ブラタモリ』で一度やってくれないかな。
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先ほどの遠景からズームイン! してみれば、
☝・・・あ、ありました。「忍諏訪神社」。 ここに八坂刀売神が祭られているのは間違いないでしょう。 甲斐姫さんとの特別なエピソードがあるのかしら・・・。 戦国時代では、忍城は沼や池といった水に囲まれて守られており、諏訪神社のある場所も独立した郭・曲輪としてあったみたいなので、あるいはここが甲斐姫さんが担当した区間だったのかもしれない。
と、これ以上根拠のない推察をしていても詮無いことなので、「八坂刀売神」についてはこれくらいにしておきましょう。 暇なときに甲斐姫さんの書籍を読んでみたいなぁ。
☝・・・『天正年間 武蔵国 忍城の図』。 「浮き城」との異名をとったのも納得ですよね。
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ところで、さっきから気になっているのですが、
☝・・・どうしてこちらの甲斐姫さんに、現実にはあり得ない、こうも妙ちくりんな柄物を持たせているのでしょう?
キャラ絵を描いたのは絵師の碧風羽さんですが、キャラ絵は実は、運営側から絵師さんに細かな注文・指示が伝えられ、その制作過程でチェックも受けるなど、キャラ絵とはいわば絵師と運営の共作とも言えるものなのです。 マンガにおける、作者と編集者といった関係と似ているかもしれません。
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「ちょっと無理のある武器だよなぁ~。」 そう思っていたところ、このモヤモヤとした疑問はすぐに解決しました。
☝・・・『戦国無双』シリーズより、そこのゲームでの甲斐姫さん。 「刃物の付いた、蛇鞭みたいな武器」を使用しています。 @@
このように、蓋を開けれ見れば至極簡単。 単純に『戦国無双』の甲斐姫さんの武器をまんま持ってきただけだったんですね。 知らなかったぁ。
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さてここからは、各ゲームの甲斐姫さんのキャラ絵を見ていくことにしましょうか。
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☆『戦国ixa 千万の覇者』
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☆『戦国サーガ』
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☆『ふるぼっこヒーローズ』
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☆『戦国やらいでか』
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☆『解離性ミリオンアーサー』
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☆『戦国無双』シリーズ
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☆『戦乱のサムライキングダム』
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☆『戦国アスカZERO』
☝・・・「東日本を代表する戦乙女」。 いいっすねぇ!
(^ω^)
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甲斐姫のエピソードを続けようかな。
「忍城の水攻め」で懸命に防戦した甲斐姫でしたが、主城である小田原城が白旗を上げたのでやむを得ず忍城も開城、城は豊臣方に明け渡されて成田家は本拠を失い、城主一族はもとより、その家臣団は大量の浪人となって路頭をさまようこととなってしまった。
そんな折、秀吉が「忍城の水攻め」の報告で甲斐姫のことを耳にし、心を動かされた。 そして「関東の陣中で甲斐姫を召し出し、寵愛した」と記録にはある。
敗軍の姫となり、勝利者である秀吉に自分を戦利品のように扱われたことに、甲斐姫は屈辱を感じたかもしれない。 しかし、甲斐姫はこれを運命だと前向きに捉えたのだろう。 こうして甲斐姫は秀吉の側室の一人となり、天下人一族の一員として新しい人生が始まったのである。 そして、甲斐姫が豊臣家に入ることで実家の罪は許され、成田家はお家の再興を許されたという。 健気っすねぇ。
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☆『戦魂~SENTAMA~』より
なお、甲斐姫の実在についてはかねてより疑問視する説もあるみたいですが、忍城の戦いでのエピソードに加え、秀吉の側室となって名前が記録に残り、秀吉と甲斐姫との関係から成田家が許されたとゆう、歴史上の自然な流れがあるので、甲斐姫はまず実在したと言っていいでしょう。
また、甲斐姫が「戦乙女」とはいっても、いかにもいかつい、ゴリラみたいな感じだったんでしょ? といった邪推も、秀吉が甲斐姫を寵愛し、そしてその関係を一時のこととせず、正式な側室として大坂に連れて帰ったことから、「東国無双の美女」の評判は大げさかもしれませんが、普通に美人さんで、なおかつ性格にも問題のない女性だったと思われます。
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☝・・・甲斐姫が大坂に入ってからは、どのように暮らしていたのかはよく分かっていない。 おそらくは、個性の強い大坂城の女性陣に押されがちで、控え目にしていたのだろう。 一説に甲斐姫は、持ち前のその武術で奥の警護役も務めていたとゆう。
ただ一つだけ、足跡があるとすれば、桃山時代を代表する一大文化イベント・「醍醐の花見」にて、彼女の詠んだ歌が短冊として残っている。 (ただし、疑り深い歴史家は、その短冊の署名にある「かい」が成田家の甲斐姫だとは断定できない、としている。)
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☝・・・脱線ですが、醍醐の花見での甲斐姫さんの短冊については、埼玉新聞の平成24年(2012年)8月の記事にてその内容が書かれている。 それによると、
「合おひ乃松毛としふり佐くら咲 花を深雪能山農のと気佐 ~可い」
・・・とある。 変体仮名で読みづらいところを直せば、
「相生の松も歳ふり桜咲く 花を深雪の山ののどけさ ~甲斐」
と、なるでしょうか。 秀吉・寧々夫婦を「相生の松」に見立てて、それを言祝ぐ内容となっている。 また、和歌のなかに”花を深雪”とあって、「みゆき」とは御幸・・・天皇などといった最上級の身分の者の外出イベント、にかかる言葉であり、「醍醐の花見」を御幸と表現するなど、その時の秀吉とその一門の絶大な権勢のほどが伺われる。
なお、この和歌の披露はかねてより予定されていたことなので、代行者(ゴーストライター)による作詩の可能性が指摘されている。 しかし、この和歌の内容を見るに、それなりに技巧的であるものの、詩の内容にそれほど深みを感じさせらないことから、甲斐姫本人が作ったものとして信じたい。 テレビ番組『プレバト!!』の夏木先生のような添削者はいたかもしれないけれど。
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☆『戦国ixa』より、豊臣秀吉
☝・・・「醍醐の花見」を行い、軍事だけでなく文化的な領域においても秀吉は権勢を誇った訳であるが、彼はこの一大イベントの約5か月後、死去することになる。
夫・秀吉の死は甲斐姫にとって庇護者を失ったという”喪失”であったのだろうか。 あるいは、捕らわれた身からの”解放”だったのか。 甲斐姫の心情を察する手がかりは、どこにも見あたらない。
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☆『のぶにゃがの野望』より
☝・・・秀吉の死後の、甲斐姫の人生はいまや歴史に埋もれてしまって全く分かっていない。 とゆうのは、豊臣家の資料はもとより、成田家の歴史書であり、甲斐姫についての重要な資料でもある『成田記』の最後の巻が欠損してしまっているからだ。 成田家は、江戸時代に入る頃にお家騒動を起こしてしまい、大名の身分をはく奪されてしまったのだ。
『のぶにゃがの野望』の甲斐姫のプロフのように、あるいは甲斐姫は秀頼の護衛として生涯仕え続けたという説もある。 しかしそれは説とゆうよりもむしろ想像・願望といった類だろう。 埋もれてしまった資料が発見され、研究が進むことを願うばかりだ。
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と!ゆうことで、今回はこのあたりでお開き。
『戦国ixa』でも、いつか「浪切」の甲斐姫さんをゲットして戦っていきたいものデスね!
(^ω^)ノシ!
(つづく)
※この文章はブログ主の見解です。
『戦国ixa』
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記載されている会社名・製品名・システム名などは、
各社の商標、または登録商標です。
ご無沙汰でお邪魔します。
返信削除63鯖は渾身の★★→★★★ランクアップに失敗して一気に冷めて
ログボ放置系になりました。元々戦に魅力を見つけられないわ
日本史に疎いわでハマる要素が少ないのも要因なのですが。
先様のixaライフは順調そうで何よりです。武将絵(特に姫)が
ピックアップされる限り寄らせて頂きますけどね^^;
またあるたます日までさん、お久しぶりです! …しばらく放置してしまってゴメンなさい~@@;
返信削除わたしも姫のキャラ絵は好物ですので、引き続き思い出しましたらお立ち寄りください!
('◇')ゞ