2020年3月20日金曜日

【日本史】荒木村重・異伝!~キャラ絵小話シリーズ~

日本史コラム




☝・・・先日、荒木村重さんカードを引きました。 今回は、この話をー。









☝・・・今回のキャラ絵の荒木村重さん・・・ゴッソリと荷物を担いでいますねえ。
@@







☆マンガ『へうげもの』より、荒木村重


☝・・・歴史好き、かつマンガ好きの方には言わずもがなですが、先ほどのキャラ絵は、マンガ『へうげもの』に登場する荒木村重が、城から一人で逃亡するという一場面をそっくりそのままパクっています。


しかし、これをパクリ・・・もしくは借用と言ったら、少々意地が悪いかもしれない。







☆『信長の野望』シリーズより、荒木村重


☝・・・なんせ、本来 “硬派” であるはずの『信長の野望』シリーズまでもが、荒木村重のキャラ絵を茶道具に執着する姿として描いたりなどと、完全にネタキャラとしての扱いをしているくらいなんですから・・・!


それほどまでに、荒木村重が妻子や家臣を見捨てて、そのうえで茶道具を持って有岡城をはじめとした摂津四城から逃亡したという逸話は、戦国時代屈指のヘタレ話として鉄板となってしまっているようだ。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆書籍『信長の野望 覇王伝 武将file』より


☝・・・そんな荒木村重の謀反は、通説では謎が多いとされている。 わたしがバイブルとして愛読している『信長の野望・覇王伝 武将file』でも、彼の謀反はまったくの意味不明だと、そういった解説がなされていて印象的だ。


そこの部分を少しだけ引用させてもらおう。


【荒木村重】1535~1586
❝今一つよく解せない謀叛を起こして、城を攻囲されるとあっさり妻子を捨てて逃げたといわれる不思議な人である。 信長は怒り狂って二十一才になったばかりの美人の妻君はじめ百二十人を磔刑にして槍で突き殺させ、さらに五百人以上を小屋に押し込めて生きたまま焼き殺した。 戦国七不思議のひとつともいうべき妙な事件である。 ・・・以下略・・・❞



☝・・・そうそう、解せない謀反を起こされた報復として、信長は数百人にも及ぶ村重の縁者を殺戮しているんですよね。 第六天魔王の本領発揮といったところかな・・・おっかねえ!







☆NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』より、だし姫


☝・・・信長が村重に対して行った報復の中でとりわけ悲劇だと言われているのが、先ほどでも触れられた、荒木村重の美人の細君(21)の処刑だ。 そんな彼女は「だし」の名前で知られている。 「だし姫」とか、「だしの方」といった呼び名で。


けっこう前のNHK大河ドラマ・『軍師官兵衛』で、女優の桐谷美玲さんが演じたことで有名になりましたよね。 うーん、美人さんです!







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆『戦国姫譚Muramasa』より、姫化した荒木村重


☝・・・『信長の野望・覇王伝 武将file』の著者に「戦国七不思議のひとつ」とまで言わしめた荒木村重の謀反。


とはいえ何事にも理由というものはあるもので、村重が謀反に至った理由についての説はいくつか世の中に出回っている。 その中で代表的なものを二つ挙げてみよう。







(1)村重の部下が、勝手に敵である本願寺勢に兵糧を運び入れた。 これは重大な利敵行為であり、このことが信長にバレたら恐ろしいことになる・・・ということでやむなく謀反に至った説。

(2)そもそも村重は野心家であり、毛利家と織田家との間でコウモリ/二股をやっていた。 それが信長にバレたので謀反説。


・・・と、このように、村重が謀反に至った説としては、(1)が通説としてよく知られ、(2)が文献史料を用いる学問の分野で有力となっている。 そして、現在では史料重視の風潮によって(2)の説に軍配が上がっているようだ。


しかし、(2)の説では、それだけでは解けない謎がある。







☆『戦国武将姫Muramasa』より、姫化した荒木村重


そういった謎を具体的に挙げてみよう。


(謎1)
信長が村重の謀反をあらかじめ知っていたとするならば、なぜ村重に弁明の機会を与え、村重の出方を見極めたのか。 また「黒田官兵衛の幽閉」という事件も、信長が村重の叛意を知っていたのならば起こり得なかったハズだ。


(謎2)
どうして村重は、信長軍の包囲が厳重だった有岡城をはじめとした、摂津四城から落ち延びることができたのか。 そして、どうして信長からさらなる追撃や追及といったことを受けなかったのか。 これは村重の妻子や家臣たちが虐殺されていることを思えば、あまりにも対応に差がありすぎる。


・・・こういった、いくつかの疑問は先ほどの説ではうまく説明することができない。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆『ぐんたま』より、荒木村重


☝・・・要するに、荒木村重は傍から見て「解せない謀反」をして、経緯は不明なものの、結果的に逃げおおせることができた。 こういった印象を強く持ったわたしでしたが、のちに一つの説を知るようになる。


それは通説とはまるで異なった、異端かつ魅力的な説だ。


これから、その説の骨子を箇条書きで説明することとしよう。








(・ω・)(・ω・)(・ω・)




1.荒木村重と織田信長が対立するそもそもの原因とは、実は一人の美少年を巡ってのことだった。

2.美少年とは小姓の万見重元・・・通称、万見仙千代である。

3.仙千代は色小姓(男色をもっぱらとする小姓、つまりは男娼)上がり。 そんな彼は紆余曲折を経て村重に身受けされ、彼の近侍兼寵童として仕えるようになった。 そんな彼の諱(いみな)である重元の「重」は、村重から偏諱を賜ったもの。

4.仙千代の美少年っぷりは荒木家中だけでなく、やがて上位の織田家中にても知れ渡ることとなる。

5.衆道家としても知られる信長が興味を示す。 そして仙千代を安土に呼び寄せ、そのまま理由をつけて返すことをせず、強引に直臣にしてしまった。

6.当然、村重は信長に対しての感情を悪くする。 やがて村重は信長相手に意地を張り、傍目には不可解・無謀とも思わせる謀反に踏み切る・・・


・・・といったものだ。


とはいえ、荒木村重の謀反の真相が、信長と一人の小姓を取り合っての争いだとは、にわかに聞かされても多くの人は納得してくれないだろう。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)




☝・・・なお、先ほどの「荒木村重が謀反をした理由は、万見仙千代を織田信長に奪われた恨みから、説」を展開したのは、往年の大衆作家で歴史家でもある八切止夫さん(1914~1987)だ。







☆マンガ『雪花の虎』より


☝・・・八切止夫さんを一言で説明するのならば、「上杉謙信=女性説」をはじめて世の中に発表した人、これに尽きます。 (※なお、マンガ『雪花の虎』は八切氏の唱えた「謙信は女性であった」という主張をベースに、ストーリーをはじめとした細かな部分は作者・編集者のオリジナルであると思われます。)


そのため、八切止夫さんはとっぴな説・オカルト説を唱える歴史作家であると世間では見なされている。


けれども、八切さん一連の書籍をきちんと読めば、その主張するところは十分な説得力を持っていて、「あるいは、そうだったかも・・・」と思わせるものがあり、やや強引な部分はあるけれども、ひとつの可能性としてたいへん魅力的であると、少なくともわたしはそう思っています。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆『戦国サーガ』より、姫化した万見重元


☝・・・話を万見仙千代に戻してみよう。


『織田信長家臣人名辞典』によれば、仙千代は信長の代表的な小姓らしい。 とはいえ、その出自については神子田氏だとされるものの、複数の説があり、不確実なものとなっている。


このことはよく考えれば奇妙なことだ。 大名の側近に侍る小姓とは、身元が確かな、信頼できる譜代家臣の子息が務めることが一般的だからだ。


しかも、仙千代が史料に登場して活躍するのは、わずか3年ほどの間だ。







☆『千万の覇者』より、堀秀政


☝・・・まず、万見仙千代が史料に初めて登場するのは天正3年(1575)。 どうやら仙千代は先輩小姓である堀秀政の部下となり、信長の小姓としての務めのイロハを学んだようだ。


そうして仙千代は若年ながら南部氏の使者を安土城内の邸宅で饗応したり、相撲好きな信長のために相撲大会の奉行を行ったりなどと、様々な活動が史料に残っていて判明している。

もっとも、仙千代のこういった働きは、彼が有能だから仕事を振られたというのではなく、主君の信長が美少年を大勢侍らしていることを内外にひけらかしたい、そんな虚栄心からであったようだ。 信長という人は安土城を華美に装飾したり、「茶の湯政道」で茶道具をひけらかしたりと、こういった傾向が見て取れる。


やがて来る、天正6年(1578)の10月。 仙千代は謀反を起こした荒木村重に対する糾問使として有岡城に派遣される。 そしてどういったいきさつか、仙千代は実戦経験がなさそうなものの、そこで彼は鉄砲隊の隊長として合戦に参加したようなのだが、あえなく戦死を遂げることとなる・・・。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆『しろくろジョーカー』より、荒木道糞


☝・・・話を荒木村重の謀反に戻してみよう。


矢切さんの展開する説・・・「荒木村重が謀反をしたのは、万見仙千代を信長に奪われたため恨みに思った説」の信ぴょう性は、果たしてどの程度なのだろう。


❝ーーー親子は一世、夫婦は二世、主従は三世というが、衆道の念者の繋がりは七世。 ともいうし、終生。未来永劫ともいうじゃろ・・・もし、荒木村重を、わしより早く死なせてみい。 あやつめ喜び勇んで死に居って、あの世へいき・・・去る伊丹城攻めの日に討ち死にしおった仙千代と、あの世で再会し、また二人して仲よう睦みあうに決まっとる。 そない馬鹿げた真似が、させられるかや・・・ よって村重めを殺すなどとは、もっての外なんじゃえ。❞


☝・・・これは矢切さんの小説の劇中にて、織田信長が村重の処遇について述懐する場面を引用したものですが、案外的を得ているのではないでしょうか。 時には緩慢と生かし続けておくことの方が、一思いに殺してしまうよりも残酷な場合が世の中にはある。


わたしも、村重は信長から逃れたのではなく、信長によってあえて見逃されたのだ、といった八切氏の説は十分理にかなっていると思う。 それが傍から見れば「解せない謀反と逃亡劇」であり、あるいは「戦国七不思議のひとつ」と映るのだろう。


村重は逃げ延びてからというもの、自らの名を道糞(どうふん)・・・「道端の野糞」とまで自虐自嘲して、侘しく暮らしていくことになる。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆『戦国IXA』より、長谷川秀一


☝・・・最後に・・・寵童の万見仙千代を失った織田信長だったが、とりたてて悲しみに浸る様子もなく、これからも何人かの小姓を寵愛していくこととなる。


まず信長は、仙千代の戦死が確かなことが判ると、仙千代に与えていた安土城内の邸宅を召し上げて、同僚の小姓である長谷川秀一を後任として引き継がせた。


その長谷川秀一と信長との蜜月も比較的短い期間で終わり、やがて森長定・・・通称森蘭丸がその寵愛をほぼ独占することとなる。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆『戦魂~SENTAMA~』より、森蘭丸


☝・・・と! いうことで、今回はこのあたりにてお開きにしましょうか。


衆道といった戦国時代など中世のアブノーマルな性愛については、教科書にはもちろん書かれてはいないし、ホームドラマ風を目指しているNHK大河ドラマでもタブーとされていて、ほとんど無視されるか、あるいは触れられたとしても冗談のように描かれるなど、私たちの戦国時代観に影を落としている。


とはいえ、まぁ、日曜夜の8時台でガチの男色に関する場面がお茶の間に流れたとしたら、それはそれで問題だというか、お茶の間が凍り付くだろうとも思うので、w、フィクションと史実とは分けて楽しんでいくのがいいだろう。


それはそうと、戦国時代当時の男色の文化を知り、そういったものを踏まえての考察が無ければ、分からないことや見えないことも多数あるのではないか。 矢切氏が唱える「荒木村重が謀反した理由は、万見仙千代を奪われた恨みから説」は、こういったことを教えてくれていると、私は思っています・・・!


(つづく)


※この文章はブログ主の見解です。




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('◇')ゞ



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2020年3月10日火曜日

【戦国IXA】スキルインフレについて考える!(2)(2020年3月)

IXAコラム:経験0からのIXA!









(・ω・)(・ω・)(・ω・)


☆前回の記事☆
https://exp0stargalaxy.blogspot.com/2020/03/ixa.html
スキルインフレ率を考える! 2020年3月度


前回のブログでわたしが独自に計測した「スキルインフレ率」。 その結果、「雷雲黎明」でリリースされたレアリティ・天は、前期「戦国異伝」と比べて最低でも約40%以上ものスキルインフレをしているという結論に至りました・・・!


しかも、1シーズンは半年ですからね。 今回は、さらに前々期の大殿のスキル威力のポイントを計測して、その数値から「通年(1年間)のインフレ率」を探ってみようジャマイカ。







(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)


「日ノ本燎原」 2019.2 ~ 2019.8








☝・・・1141 島津忠良「仙術 伊呂波」
発動40%、アップ率70%
 40×70=2800p
特殊効果:敵部隊に兵器兵科がいれば効果1.5倍
 40×105=4200p



1130 毛利元就「覇謀海神」
発動42%、アップ率ーー%
特殊効果:部隊総防御力が20%上昇する

☝・・・むむー! 「部隊総防御力」って、どう数値で評価したらいいのでしょう
@@;

部隊スキル。 これは部隊内の追加スキルはもちろんのこと、実指揮兵数といった部隊の基礎防御力も大きく関わってきますから、単純に「発動確率×アップ率」で出る数値では計れません・・・><

そこで、少し考え方を変えて数値の評価を目指してみよう。

☆☆☆☆

現在では、1部隊で2000万の防御力があれば、強い防衛隊だと言えるだろう。 その場合だと、

 2000万×1.2=2400万。

つまり、この場合、防御力400万アップが「覇謀海神」のスキル効果となる。 これを「防御力のみなし最大値」と捉えましょうか。

つづいて、

仮に素防90万の防衛隊があるとして、一つのスキルで400万の防御力を叩き出すには、
 400万÷90万=4.44

つまり440%のアップ効果が400万の防衛力には必要となるわけだ。 それなので、

(みなし最大値)発動42%、アップ率440%
 42×440=18480p
(最小値)下を見てもきりがない、0pと捉えましょう
 0p

・・・あまり突き詰められませんが、このような数値として比較することにしよう。



☝・・・1138 尼子経久「伊弉冉ノ援鬼」
発動60%、アップ率84%
 60×84=5040p



☝・・・1132 細川晴元「天塵傀儡」
発動60%、アップ率60%
 60×60=3600p

特殊効果:(敵部隊移動速度÷1.5)%を加算
・・・この効果、どう捉えたらいいでしょうねえ。

赤備えを積んだ高速モニカの速度が100弱ですから、仮に100としておきましょうか
 60×(60+(100÷1.5))=7596p



☝・・・1140 朝倉孝景「闃寂ノ軍神」
発動45%、アップ率64%
 45×64=2880p
特殊効果:自軍6部隊以下の防御時、効果2.5倍
 45×(64×2.5)=7200p



☝・・・1134 織田信秀「神虎覇撃」
(最小値)発動35%、アップ率8%
 35×8=280p
(みなし最大値)※敵防御参加武将を150とする
 35×(150×2)=10500p



☝・・・1136 斎藤道三「蛇神轡銜」
発動15%、アップ率85%
 15×85=1275p
特殊効果時:合流攻撃時は確率3倍
 45×85=3825p



☝・・・1135 松平清康「四海兄弟」
発動42%、アップ率72%
 42×72=3024p
特殊効果時:4部隊以下の攻撃で効果2倍
 42×(72×2)=6048p



☝・・・1131 今川義元「天幻神童」
発動100%、アップ率50%
 100×50=5000p

特殊効果:部隊内の武将の攻撃力を3倍する

・・・むむー! こちらもスキル威力の数値化が難しい @@;

「武将の攻撃力が全員3倍になる」ということで、それを比較できる数値として、どう捉えたらいいのか・・・ちょっと見当がつかないですねぇ。

とはいえ、なんとか目途をつけてみましょう。

☆☆☆☆

このカードを攻撃極振りにした場合、攻撃力は最大で4万1100p、とあります
 41100×3=123300 ・・・つまり、12万3300pが覇・義元さんの特殊効果の乗った攻撃力になります。

つづいて小隊長の攻撃力を計算しましょう。

攻撃成長56pの武将の場合、その最大攻撃力は3万8030pとなるようです。 小隊長が3人、そして「天幻神童」の特殊効果:3倍を乗せますと、
 38030×3×3=342270p ・・・このようになります。

 123300(部隊長)+342270(小隊長合計)=46万5570p

つづいて、兵科適性がSSSであったなら、それによって威力20%アップです。なので、
 465570×1.2 =55万8684p

さらに「天幻神童」の通常のスキル効果が加わり、100%の確率で攻撃50%アップです。 なので、
 558684×1.5 =83万8026

・・・つまり、覇・義元さんを部隊長にして以上の編成をした場合は、仮に兵1であっても84万ほどの攻撃力を持つことになる。

この攻撃力を、他の大殿と比較できる数値に変換しよう。

そうすると、100%の確率で攻撃力の実数が84万ほどアップしますから、他の大殿のスキルと比較する数値としては、1万pほどということになるでしょうか。 ということで、

みなし最大値:10000+5000 =15000p
最小値:5000p

・・・このように仮に捉えよう。



☝・・・1139 北条早雲「天纓燎火」
発動44%、アップ率60%
 44×60=2640p
特殊効果:(1×防御参加武将数)%を防御効果に加算、150武将とする
 44×(60+150)=9240p



☝・・・1133 蘆名盛氏「悠久天戦」
発動50%、アップ率60%
 50×60=3000p

特殊効果:敵部隊長一人の初期スキルを無効化する
・・・こちらの特殊効果も数値化は難しいですね。 とはいえ、なんとかやってみましょう。

このスキル「悠久天戦」は、発動すれば敵部隊長一人の初期スキルを無効化するということで、場合によっては新天のハイスペックな初期スキルを無効化する可能性を秘めている。

それなので、こういった可能性を1万pと仮に評価しておくことにしよう。
 10000+3000(基本値)=13000p



☝・・・1137 伊達稙宗「睥睨ノ竜団」
発動37%、アップ率70%
 37×70=2590p

特殊効果:自軍内で同兵種の武将数×2.5%を攻撃効果に加算する。 そして、20部隊合流した際に同兵種だった場合
 37×(70+(2.5×20))=4440p
 






(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)


・2800
・4200
・18480
・0
・5040
・3600
・7596
・2880
・7200
・280
・10500
・1275
・3825
・3024
・6048
・5000
・15000
・2640
・9240
・3000
・13000
・2590
・4440
ーーーーーーーーーーーー
合計131658
ーーーーーーーーーーーー
÷23 = 5724.3


☝・・・出ましたっ! 「日ノ本燎原」の大殿のスキル威力・平均値は、


5724.3ポイントっ!
(`・ω・´)







(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)


(前々期)「日ノ本燎原」: 5724p:(ベース値)
(前期) 「戦国異伝」 : 7186p:(およそ+126%のインフレ)
(現在) 「雷雲黎明」 :10035p:(およそ+175%のインフレ)


☝・・・(`・ω・´)・・・。


OH・・・







と! いうことで結論ですが、


ちょうど1年前の2月にリリースされた天の初期スキルに対して、現在の天の初期スキルはというと、なんと1.75倍ほどのスキルインフレを起こしていることが分かりました・・・! 年率+75% ですね。


もちろん、これはわたしの見立てであって、いろいろと捉え方の間違いだとか、計算の間違いがあるかもしれない。


とはいえ、わたしたちの住むこのIXAという世界では、ずいぶんとインフレが激しいことは確実だと言えるだろう。


(つづく)




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2020年3月4日水曜日

【戦国IXA】スキルインフレ率を考える!(1)(2020年3月)

ixaコラム:経験0からのIXA!




(・ω・)(・ω・)(・ω・)




☝・・・新たなシーズン・「雷雲黎明」を迎えた我らが『戦国IXA』。


そこでひと際目を引いているのは、新天の強力なスキルの数々だ。


IXAに限らずオンゲ界では「スキルインフレ」という言葉がよく使われているけれども、それでは「インフレ率」ってどれくらいなんだろう? といった疑問が、わたしの中でふと湧いてきたのです。


てな訳で、今回は「IXAのインフレ率」を、わたしなりの考察をもとに計測していくことにしよう。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


「戦国異伝」


☝・・・さぁ、スキルインフレを語るなら、まず前期のデータを挙げなければなりません。


そしてそもそも、スキルの威力を計る物差しとしては、「スキルの発動確率×アップ率」で出した数値をポイントとして採用したいと思います。


(例)発動100%、アップ率50%のスキルならば、
100×50=5000ポイント


・・・ということですね。


また、レアリティ天のスキルは「特殊効果」なり「卓越」なりと、多段的な効果を持つものもけっこうありますから、


そういった「特殊効果スキル」については、「最低値」「みなし最高値」の二つの数値を挙げて、その平均値をその大殿のスキルの強さと捉えよう。


それでは、計測スタート!
(`・ω・´)








☝・・・1144 加藤清正「帝釈天 白虎」
発動40%、アップ率80%
 40×80=3200p
卓越:発動35%、アップ率160%
 35×160=5600p



☝・・・1153 鍋島直茂「天閃輪廻」
発動44%、アップ率90%
 44×90=3960p
特殊効果時:発動44%、アップ率135%
 44×135=5940p



☝・・・1152 立花宗茂「四海無双ノ兵」
発動60%、アップ率94%
 60×94=5640p



☝・・・1151 村上武吉「千重波ノ賦」
発動36%、アップ率ーー%(自軍部隊数・敵部隊数によって変動)
 最小値:効果なし:36×0=0p
 最大値(20部隊とする):36×(30+(12×20))=9720p



☝・・・1143 黒田如水「堕天ノ神謀」
発動20%、アップ率40%
 20×40=800p
特殊効果時:発動80%、アップ率160%
 80×160=12800p



☝・・・1147 真田幸村「躑躅ノ花ノ如」
発動24%、アップ率82%
 24×82=1968p
特殊効果時:発動24%、アップ率164%
 24×164=3936p



☝・・・1150 松永久秀「天謀爆裂ノ調」
発動47%、アップ率88%
 47×88=4136p



☝・・・1149 大谷吉継「六衢ノ盟約」
発動64%、アップ率88%
 64×88=5632p
特殊効果時:発動64%、アップ率132%
 64×132=8448p



☝・・・1142 石田三成「大一大万大吉」
発動45%、アップ率70%
 45×70=3150p
特殊効果時:発動45%、アップ率(敵の武将数を150と仮定)+70%
 45×(70+(2×150))=16650p



☝・・・1148 松平元康「金陀美ノ武士」
発動67%、アップ率70%
 67×70=4690p
特殊効果時:発動67%、アップ率(敵の同兵種武将数を100と仮定)+70%
 67×(70+(4×100))=31490p



☝・・・1146 太田道灌「穢土滅国」
発動100%、アップ率92%
 100×92=9200p



☝・・・1145 直江兼続「閻魔ノ聖断」
発動45%、アップ率65%
 45×65=2925p
特殊効果時:発動45%、アップ率(味方の武将数を150と仮定)+65
 45×(65+(1.2×150))=11025p







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


・3200
・5600
・3960
・5940
・5640
・0
・9720
・800
・12800
・1968
・3936
・4136
・5632
・8448
・3150
・16650
・4690
・31490
・9200
・2925
・11025
ーーーーーーーーーー
合計150910
ーーーーーーーーーー
÷21 =7186.2


☝・・・@@


出ました! 「戦国異伝」大殿のスキル威力の数値平均は、7186.2ポイント!


うーん! この度出た約7200ポイントという数値を、今期の「雷雲黎明」ではどれくらい上回るのか。







(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)



☝・・・1163 島津貴久「不撓ノ四重奏」
発動100%、アップ率50%
 100×50=5000p

特殊効果時:追加スキルに依存するので、基本的には計測不能・・・ですが、現在の高級スキルの代名詞・「天香山命」を極限スキル枠に追加したという仮定の、❝みなし最高値❞としましょうか。

発動100%、アップ率432%
 100×432=43200p

43200+5000(固有スキルの基本値)=48200p
 


☝・・・1165 龍造寺隆信「熊王ノ狂奏曲」
発動44%、アップ率90%
 44×90=3960p
特殊効果時:発動44%、アップ率135%
 44×135=5940p



☝・・・1164 大友宗麟「天籟ノ聖譚曲」
発動34%、アップ率110%
 34×110=3740p
特殊効果時:発動34%、アップ率165%
 34×165=5610p



☝・・・1162 一条兼定「堕天慟哭」

※このスキルは追加スキル依存なので、基本的には計測不能・・・ですが、万能な強スキルの代名詞・「式神ノ冥王」を追加したものとして考えます。

発動60%、アップ率260%
 60×260=15600p

追加スキル枠は二つあるので、先ほどの数値15600を2倍とした数値を、「堕天慟哭」の強さの数値と便宜上みなします。

最大値:15600×2=31200p

最小値は、追加スキルなしの状態、0pです



☝・・・1155 尼子経久「天性無欲ノ調」
発動100%、アップ率70%
 100×70=7000p

特殊効果時:このスキルは特殊すぎます、数値ではとても計れない・・・w
ですので、仮に10万pとでもみなしておきましょうか。 それでも少ない気がしますが・・・
 100000p



☝・・・1159 北畠具教「天剣ノ神楽」
(最低値)発動35%、アップ率12%
 35×12=420p
(20合流の場合)発動35%、アップ率240%
 35×240=8400p



☝・・・1161 六角定禎「蒼穹覇撃」
※このスキルも追加スキル依存なので、基本的には計測不能です・・・ですが、一条さんの場合に習ってみましょう。

最大値:31200p
最小値:0p



☝・・・1160 今川氏親「四神重奏」
発動37%、アップ率84%
 37×84=3108p
卓越時:発動30%、アップ率210%
 30×210=6300p



☝・・・1158 北条氏綱「天刻禄寿」
発動27%、アップ率112%
 27×112=3024p



☝・・・1157 武田信虎「苛政猛虎」
発動25%、アップ率130%
 25×130=3250p



☝・・・1156 上杉憲政「破戒天香」
(最低値)発動25%、アップ率0%
 25×0=0p
(みなし最高値:敵武将数を150とする)発動25%、アップ率450%
 25×450=11250p



☝・・・1154 蘆名盛氏「天鷹炯眼」
発動24%、アップ率116%
 24×116=2784p

特殊効果時:部隊内のすべてのスキルに影響を与えるので、計測はできない

こちらも、仮の数値を設定しなければ・・・ですが、見当もつかないですね。 それなので、覇・尼子さんのみなし値・10万ポイントと合わせておこう。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


・5000
・48200
・3960
・5940
・3740
・5610
・31200
・0
・7000
・100000
・420
・8400
・31200
・0
・3108
・6300
・3024
・3250
・11250
・2784
・100000
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計38万0386
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
÷21 = 1万8113.6


☝・・・@@ ・・・ 「雷雲黎明」の大殿のスキル威力平均値は、約1万8113ポイントっ!


「戦国異伝」(前期):7186p

「雷雲黎明」(現在):18113p


☝・・・あらら・・・ちょっと計算がおかしかったですかね? 特に覇を10万pとみなしたことが。 では覇を除外して再計算してみましょうか







覇を除いた、大殿のスキル威力の平均値:10035p


☝・・・うんうん、この数値としておきましょう。 つづいては割り算をします


10035 ÷ 7186 = 1.39

1.39 × 100 = 139 ≒ 140


出ましたっ! 大殿のスキルインフレ率は、推定40%っ!


ええ・・・わたし、計算間違ったかなぁ。 衝撃の数値ですw
@@;


でも、「雷雲黎明」でリリースされた新天は強く、それも飛びぬけて強いカードが交じっているという印象は間違っていないかと思います。 特に、「追加スキルの効果○倍系」であるとか、また数値では比較することのできない強さを持つ、覇の尼子、蘆名の2枚とか。


だから、そういった「追加スキルの効果○倍系」が数値を全体的に上へと引っ張って、その結果、「雷雲黎明」における大殿のスキルインフレ率が40%だという結論に至ったことは、あながち間違っていないだろう・・・とわたしは思っています。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)




☝・・・どーです。 われらIXA民は、インフレ率40%(しかも半年で)の世界で息をしているわけですよ。


もし現実世界でインフレ率が40%だとしたら、誰も貯金などしないだろう。 現金をたくさん持っていたとしても、ガリガリと目減りしてしまうから。


これがIXAの世界だと、今まで育ててきた自分の手持ちカードたちが目減りしているってえことだ。 インフレした分だけね。


まぁ、スキルインフレ率40%というのはレアリティ天だけであって、それ以下のレアリティでは比較的ゆるやかなスキルインフレかもしれないけれども、やはりレアリティ天は攻防のメインとなるカードですからね。 その影響は大きい!


だから運営さーん。 スキルインフレも、たいがいに・・・してくだせえ・・・


たのむぜ・・・ (息も絶え絶え)
(´・ω・`)


(つづく)




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