2019年9月21日土曜日

【時事/食】うどん戦争について!

時事/食コラム


☆サイト『痛いニュース』2019年9月17日の記事より
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1993899.html


☝・・・外食チェーンの『丸亀製麺』と「さぬきうどん」の関係について、2ちゃんねる系サイトで話題になっていますね!


かく言うわたしも大のうどん好きでもあるので、さっそくこの「うどん戦争」に参戦、今回はこれをテーマに駄弁りを展開していこうジャマイカ。


なお、わたしはうどん県・うどん業界との利害関係は無く、基本的に部外者の立場であることを冒頭で表明しておこう。














(・ω・)(・ω・)(・ω・)


https://livedoor.blogimg.jp/masorira-kabu/imgs/6/2/627a8e9f.jpg


☝・・・ことの発端は、この文章・・・『麺通団』団長のブログなのだとか。 それを一読すると、さすがに讃岐うどん愛好団体のリーダーだけあってか、鋭く厳しい指摘がつづきます。


それらの指摘について、私の感想は、


(1)『丸亀製麺』が丸亀市とゆかりがないのに「丸亀」を名乗っている件
たしかに、地元民からすれば不愉快だろうなぁ・・・地元の名物を他所に取られたら、イラっとするのは分かりますw


(2)「丸亀製麺所」という製麺所が先にあったのに、トリドール社が『丸亀製麺』を名乗った件
知らなかった・・・これはモラルとしてダメな部類だと思う・・・


(3)『丸亀製麺』が本家気取りをしている件
まぁ・・・これは感情的な問題ですねぇ、うどん県民はイラっとしてしまうのでしょう。


(4)『丸亀製麺』がメディアを利用している件
これは外食大手企業ならどこもやりがちなことだから、ことさら怒ることではないような・・・


(むすび)
正直に心情をカキコしたことはいいことだと思う。 たとえそれが論争を巻き起こしたとしても。 ただし、一部意見が曲解されて拡散されてしまうということは悲しいね。

また、「すべての店で粉からつくる」についての団長さんの意見は、同意できません・・・だって、それが「『はなまるうどん』より『丸亀製麺』のほうが美味しい最大の理由」だと思うので!














(・ω・)(・ω・)(・ω・)


と、ここで突然ですが、わたしの特に思い入れのある讃岐うどん店をご紹介しよう。


一番おいしいと思う店、ではなく、「思い入れのある」ということを強調したい。 というのは、わたしは讃岐うどん店について詳しく知っているわけでもなく、またそれぞれのお店の美味しさも時々刻々と微妙に変わっていくものだと思うし、なにより食べたときの感想なんて、食べる人のお腹の空き具合によって印象はだいぶ変わるでしょうから・・・!









☝・・・わたしの「特に思い入れのある讃岐うどん店」といえば、香川県観音寺市にある「つるや」さんだ。


5年とか6年くらい前の、ある蒸し暑い夏の夜のこと。 へとへとに疲れていたわたしが夕食をどこかで取ろうと思った時、たまたま地元の人に教えてもらったのがこの「つるや」さんだった。


(なお、このブログで掲示する写真は5~6年前のものではなく、去年あたりに撮ったものです)









☝・・・「つるや」さんの看板メニューはこんな感じ。 いたって大衆的なお値段です。


そのとき、わたしが注文したのは「冷たい肉うどん・大」だったかと思う。 それとおでん。


ご当地本場の讃岐うどん店では、なぜか真夏でもおでんが提供されていることが多い。 関東民からすればなんとも変わった組み合わせだが、多くのお客さんは当然といったようにおでんを取っていく。 私も気になって、牛スジなどいくつかを食べてみることにした。 おでんはホカホカとしたおでん鍋に入っており、それを客がセルフで取っていくといったスタイル。


その時お店は19時台ということもあり、満席に近いなかなかの混雑ぶりだ。 キッズ多めのファミリー層が中心といった感じ。 混雑するなか、多くの客の注文の受付と配膳は、お店の女性が一人でキビキビとこなしていらした。









☝・・・どん! (ワンピース風)


さぁ、実食、いただきます! (^ω^)


まず、おつゆをすする。 肉うどんだからか、つゆは甘めだ。 例えるなら牛丼のつゆに似ているだろうか。 とはいえ出汁は魚系から取られているので、味も香りも牛丼のつゆとは似て非なるものだ。


つづいて、麺をすする。 ほどよく噛みごたえのある麺で、「モチ・クニュ」というよりも、どちらかといえば「プツン」といった印象だ。 十分に美味しい麺。 


やがて、どんぶりの中身を半分ほど食べた段階で、ここで初めてレモンを絞る。 ブシュワ! 爽やかな酸味と香りが加わり、どんぶりの中身は、味変!


味変されることで、一杯のどんぶりは2度楽しめる。 うどんにレモンを添えることを初めて思いついた人・・・天才です!









「ごちそうさまでしたー!」
(^ω^)


こうして、瀬戸内の蒸し暑い気候でダメージを負ったわたしの五臓六腑に冷たいうどんが染み渡り、心から美味しかった! と思えたのでした。














先ほどの件はわたしにとって本当に印象的で、従来ラーメン党だったわたしはそれ以来、うどん党さぬき派に鞍替えをしてしまったくらいだ。


モチクニュ、プツンとした触感の麺にダシの効いたおつゆ。 あぁ、夏の暑い日に冷たいうどんをすすることって、小さいけれど大きな幸福のひとときだと思うのです。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)




☝・・・翻って、『丸亀製麺』をめぐる「うどん戦争」。


個人的には、トリドール社の『丸亀製麺』を非難するつもりはさらさらない。 メニューは総じて十分おいしい水準にあると思うし、なによりも廉価! こういったシステムを作り上げた企業努力に対しては、素直に評価するべきだろう。


その一方で、いちうどん愛好者として、うどん県をはじめとした四国各県のうどん店(非大手)のレベルはとても高いと思っているし、そういった非大手のうどん店の発展も心から願っている。


そして、『丸亀製麺』が好きだと言う方は、ぜひ機会があれば瀬戸内海を渡って四国に行っていただき、本場のうどんを食べることをおすすめします。 大手とはまた違った、「一杯のどんぶりの幸せ」がそこにはある・・・ハズです。


(つづく)




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('◇')ゞ




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